箱根 ― カップルで巡る、アートと温泉の週末旅
週末に少し遠出したい、でもあまり時間をかけずに旅気分を味わいたい。そんなカップルに最もおすすめしたいのが、箱根です。新宿から小田急ロマンスカーに乗れば、約90分で箱根湯本に到着します。
アートと温泉と絶景が凝縮されたこのエリアは、二人でゆったり過ごすのにちょうどいいスケール感を持っています。
箱根登山鉄道でアート旅のスタート
箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り込み、強羅方面へ向かいます。急勾配をゆっくりと登るこの鉄道は、それ自体が旅の楽しみのひとつです。車窓から見える木々の緑が、どんどん深くなっていきます。
「次の駅で降りてみようか」とふたりで相談しながら乗るのが、この路線の楽しみ方。宮ノ下や彫刻の森で降り立ち、気ままに歩き回るのがおすすめです。
彫刻の森美術館 ― 屋外アートをふたりで歩く
箱根といえば、屋外美術館の先駆けとして知られる彫刻の森美術館は外せません。広大な敷地に点在する彫刻作品を、山の景色とともに楽しめる独特の空間です。
ピカソ館のカラフルな作品群、足湯に浸かりながら眺める富士山ビュー、芝生の上に寝転がって空を見上げる時間。ふたりで歩くペースや立ち止まる場所が自然と合ってくる美術館は、カップルの相性を確かめる場所でもあります。
強羅・仙石原で感じる、箱根の静かな顔
観光客が集まる湯本エリアを離れ、強羅や仙石原まで足を延ばすと、箱根のもうひとつの顔に出会えます。
仙石原のススキ草原は、秋には一面が金色に輝く絶景ポイントです。それ以外の季節でも、広大な草原を風が吹き渡る景色は開放感があります。「こんな景色が箱根にあったんだ」とふたりで驚く体験が、旅の記憶に深く残ります。
露天風呂付き客室で過ごす夜
箱根の宿選びで特におすすめしたいのが、露天風呂付きの客室です。部屋のテラスに設けられた小さな湯船に、ふたりで浸かりながら夜の山の空気を感じる時間は、箱根旅行ならではの贅沢です。
夕食は旬の食材を活かした会席料理を部屋でゆっくりと。翌朝は、早起きして誰もいない温泉街を散歩する。箱根の旅は、ふたりの間に流れる時間そのものを楽しむ旅です。
帰り道も旅のうち
帰りのロマンスカーの中で、「次はどの季節に来ようか」と話しながら車窓を流れる景色を眺める。箱根の旅は、終わった後もしばらく余韻が続きます。近いからこそ、また来やすい。それが箱根をリピートしたくなる最大の理由かもしれません。

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