由布院 ― 大人の女性がひとりで訪れる、静かな温泉と器の旅
「ご褒美旅」の行き先として選んだ由布院
頑張った自分へのご褒美として、ひとりで旅に出ることを決めました。騒がしい観光地ではなく、静かでセンスのいい場所がいい。そんな条件に真っ先に浮かんだのが、大分県・由布院でした。
由布岳を望む盆地に広がる温泉地・由布院は、洗練された宿と個性的な小さな店が共存する、大人の女性にこそ似合う旅先です。
由布院の朝 ― 霧と静けさの中を歩く
由布院の朝は霧に包まれることが多く、その幻想的な景色は旅人を静かに迎え入れてくれます。早起きして金鱗湖の畔を歩くと、湖面から立ち上る朝霧の中に由布岳がぼんやりと浮かぶ絶景に出会えます。
観光客がまだ動き出していない時間帯の由布院は、自分だけの特別な場所のように感じられます。カメラを持って、気の向くままに歩く朝の時間が、由布院ひとり旅の最初のご褒美です。
湯の坪街道で出会う、器と雑貨
由布院の目抜き通り・湯の坪街道には、九州の作家による陶器や漆器、オリジナルの雑貨を扱う小さな店が並んでいます。
誰かのペースに合わせることなく、気になった店に入り、気になった器を手に取る。「これ、自宅の食卓に合うかな」と想像しながら選ぶ時間は、ひとり旅ならではの贅沢です。由布院で出会った一枚の器が、家に帰ってからも旅の記憶をつないでくれます。
一軒宿でゆっくりと過ごす温泉時間
由布院の宿は、大型ホテルより小規模な一軒宿が魅力的です。部屋数が少ない分、スタッフの目が行き届き、食事も丁寧な地元食材を使った料理が供されます。
大浴場よりも、自分だけの時間が使える貸し切り露天風呂がおすすめです。由布院の柔らかい湯に浸かりながら、由布岳を眺める。その時間だけは、何も考えなくていい。ひとり旅の温泉は、心の底まで温めてくれます。
由布院が教えてくれた、自分を大切にすること
旅を終えて気づいたのは、「ひとりで来てよかった」という純粋な気持ちでした。誰かのために気を配らず、自分が好きなものだけを選んで、自分のリズムで過ごす2日間。由布院はそういう旅を、静かに後押ししてくれる場所です。

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